妊娠中は身体の変化が大きく、体調不良も多くなりがちではありませんか?
実は、妊娠中はお尻のトラブルが発生しやすく、妊娠後期には約6割の妊婦が痔を発症しているんです。
なぜなら妊娠中はホルモンバランスの変化や体重増加、便秘などにより痔になりやすいと言われているんです。未然に発症を防ぐために、早めに対策を行いましょう!
私は、予防対策を怠ったばかりに妊娠9ヶ月目にして、痔になってしまい…
かなり辛い経験をしました(泣)
今は再発防止のために、日頃から様々な対策を行っています!
この記事では、無理なく続けられる痔の予防策を5つご紹介します。
この記事を読むと、妊娠中のお尻トラブルをしっかり予防することができます。
結論は日頃から、下記のことに気をつけて過ごすだけです。
それだけで妊娠中のお尻トラブルとは無縁に過ごすことができます!
なぜ、痔になるのか?
肛門に負担がかかると、内肛門括約筋と肛門の粘膜の間にある組織がうっ血してしまいます。
毛細血管などが集中しているクッション部分に血行障害が起こることで、その部分がいぼ痔となってしまうことがあります。
便秘により排便の際に強くいきんだり、長時間座りっぱなしでいることで、うっ血を起こします。
また、水分が少なく硬くなってしまった便が肛門を傷つけてしまい、切れ痔を引き起こすこともあります。
肛門に負担をかけてしまう場面として、身体の冷えや、刺激物などにも注意が必要です。
くすりと健康の情報局
妊婦後期は、特に要注意!?
妊娠中期〜後期にかけて、どんどん子宮が大きくなります。
それにより周りの血管や腸が圧迫され、うっ血し血液の循環が悪くなります。
また女性ホルモンの分泌が盛んになることで便秘やうっ血が誘発されることがわかっています。
妊娠中、痔にならないための対策
妊娠期および出産後における痔の発症率
辛い痔にならないために、以下の対策を心がけましょう!
食生活
- 食物繊維を多く含む野菜や果物を積極的に摂取する
- 主食:玄米、もち麦、全粒粉パン等
- 野菜:きのこ類、ごぼう、ブロッコリー、さつまいも等
- 海藻:わかめ、昆布、ひじきなど
- 果物:バナナ、プルーン、キウイ、イチゴ
- 水分を十分に補給する
- 刺激物や脂肪分の多い食事を控える
排便習慣
- 便意を我慢しない
- 長時間トイレに座らない
- いきみすぎない
運動
- 適度な運動をする
- ウォーキングやヨガなど無理なく行う
身体を冷やさない
- カイロを活用する
- 毎日入浴し患部を温める
- ウォシュレットを使用する
便秘対策
便秘は痔の原因となるため、特に便秘対策をしっかりと行うことが重要です。
- 食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取する
- 水分を十分に補給する
- 毎日決まった時間に排便する
- 適度な運動をする
妊娠中の痔は生活習慣で予防できる!
便秘対策
- 食生活
- 排便習慣
- 運動
- 温活
- 便秘対策
その他、妊娠中に注意すべきこと
- お尻を清潔に保つ
- デスクワークの際こまめに休憩をし立ち上がる
- 体重管理に気を配る
症状がひどい場合は、医療機関に相談しましょう
上記のような対策をしても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
痔の種類や程度によって、適切な治療法を提案してもらえます。
無理なく続けられるように工夫しよう
様々な予防法はあれど、いきなり全てを意識するのは難しいですよね。
そんな方は自分の生活に取り入れやすいものから一つ一つチャレンジしてみましょう!
私が特に力を入れたのが温活です!
仕事から帰って疲れていても、リラックスのためゆっくり湯船に浸かることを習慣にしました。
温活は快適な眠りにも繋がるので、ぜひ妊婦さんは取り入れてみてください。
温活グッズは様々ありますが、特におすすめなのは下記アイテムです!
お風呂のリラックスグッズ
- バスソルト
- アロマキャンドル
- バスピロー
- 防水スピーカー
- 読書灯
手軽に温活できるグッズ
- レッグウォーマー
- カイロ(下着に付けるタイプが効果的!)
- 湯たんぽ
- ホットドリンク